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大日本印刷、VR事業に参入 18年度に売り上げ20億目指す
大日本印刷は(DNP)は、仮想現実(VR)を活用したイベントなどを支援するサービス「DNPカートンVRスマートフォンシアター」を開始する。
大日本印刷は(DNP)は3月10日、仮想現実(VR)を活用したイベントなどを支援するサービスを始めると発表した。VRコンテンツの制作と、スマートフォンをはめこんでVRコンテンツを楽しめる紙製ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を提供。2018年度に20億円の売り上げを目指す。
HMDを使って360度の動画・静止画を楽しめるようにする。紙製HMDは一眼レンズ(2D動画用)と二眼レンズ(3D動画用)の2種類から選ぶことができ、外装にはイベントやコンテンツに合わせた印刷を施せる。
価格は、コンテンツ制作が30万円(建物内の360度撮影・動画作成の場合)から、HMDが1個当たり600円(本レンズ2種、ロット1万個の場合)。
同社は「VRは生活者の興味・関心を引く手法として企業からの期待が高まっている」として、イベントやセールスプロモーション、エンターテインメントの他、新築住宅の内見や観光地案内など、VRの活用が見込まれる分野にサービスを提供していく考え。
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