調査リポート
「ゆとり」と「バブル」世代の入社理由ランキング
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは4月20日、「ゆとり」と「バブル」の入社理由ランキングを発表した。
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは4月20日、「ゆとり」と「バブル」の入社理由ランキングを発表した。サイトに寄せられたゆとり世代(1987年〜96年生まれ)とバブル世代(1964年〜69年生まれ)の「入社理由」コメントを集計したところ、どのような違いがあったのだろうか。
ゆとり世代の入社理由をみると「自身の成長・キャリア」(40.1%)を挙げる人が最も多く、次いで「業界・事業内容」(35.6%)、「会社規模・安定感・知名度」(27.0%)と続いた。「会社の強み・将来性」と答えたのは10.9%に対し、「社員・人事担当者」は21.6%。「人事担当者の方が熱心に私の話を聞いてくれて、アドバイスを送ってくれたことがきっかけ」(証券、男性)、「面接官や人事の方など、全員気さくで働きやすいと感じたから」(生命保険、女性)など、より人を重視する傾向がうかがえた。
「好景気であったバブル世代と比較すると、大企業のリストラや倒産を目の当たりにし、先行きが不透明な中で育った世代は『若いうちからスキルを身につけ、自分の市場価値を高めたい』という成長欲求が強くでている」(ヴォーカーズ)
一方のバブル世代は「業界・事業内容」(45.8%)を挙げる人が最も多く、次いで「会社規模・安定度・知名度」(39.1%)、「自身の成長・キャリア」(32.5%)、「会社の強み・将来性」(23.4%)だった。バブル世代は、会社を重視する傾向がうかがえた。
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