コカ・コーライーストジャパン(CCEJ)とコカ・コーラウエスト(CCW)は4月26日、経営統合に向けた協議を進めることで合意したと発表した。両社売上高の単純合算は約1兆円(2015年12月期)に上る。飲料市場ではメーカー間の競争が激化しており、統合で競争優位の確保や効率化を図っていく。
CCEJは、1956年に設立した国内初のコカ・コーラボトラーである東京コカ・コーラボトリングなど関東・東海のボトラー4社による経営統合で2012年7月に発足。1都15県で事業展開し、国内コカ・コーラブランド製品の約51%(数量ベース)を販売している。
CCWは1960年に「日米飲料」として設立され、1999年
以降ボトラー5社との経営統合で現在は近畿・中国・九州の2府20県で展開。国内コカ・コーラ製品の約35%(同)を販売している。
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