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日本のビジネスパーソンは内向き 「海外で働きたい」3割 国際意識調査で最低水準
「海外で働くことに関心がある」と答えた日本のビジネスパーソンは約3割と、世界で最低水準だという。
日本のビジネスパーソンは内向き──「海外で働くことに関心がある」「自分に適した仕事のために海外に引っ越しても構わない」と答えた日本のビジネスパーソンは33.3%と、国際平均に比べ約20ポイントも低いという調査結果が出た。調査した世界34カ国・地域で最低だったという。
人材サービス会社のランスタッドが世界のビジネスパーソン(18〜65歳)25万人の回答をまとめた。
「海外出張のある仕事に就きたい」でも日本は32%と調査国の中で最低。平均は57%で、最多はメキシコ(87%)とインド(同)だった。
「さまざまな国籍・文化をバックグラウンドに持つ同僚と働きたい」と答えた人の割合も、平均が75%だったのに対し、日本は40%と最低だった。
ただ、日本でも35〜44歳の女性に絞ると、59%が「海外で働くことに関心がある」と答え、平均(48%)を上回った。また「実際に海外で仕事をした経験がある」割合も54%と平均(50%)を上回った。「日本女性のミドル層は海外で働く意欲が高い」(同社)ようだ。
1月13日〜29日にインターネットを使って調査した。
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