英語力が問われる会社ランキング、1位は?
アルバイト情報サイトなどを運営しているリブセンスは、同社が運営する「転職会議」に寄せられた口コミに基づき「英語力が問われる会社ランキング」を発表した。
アルバイト情報サイトなどを運営しているリブセンスは、同社が運営する「転職会議」に寄せられた口コミに基づき「英語力が問われる会社ランキング」を発表した。グローバル規模で展開している企業で働く人の声を集計し、英語力が問われる企業を調べたところ、1位は「楽天」(口コミ数471)であることが分かった。
楽天で働いている人からは「グローバル展開を推進しているので、社内にいる外国人社員数もかなりの割合になってきている。英語でのコミュニケーション能力を向上させながら業務を推進していくスキルの向上を図れるのはやりがいにつながっている」(男性)、「社内は英語が公用語になっているので、社員の間でもよい意味で競争心が生まれている」(女性)といった声があった。
2位は「日本アイ・ビー・エム」(185)。「メールを含めたさまざまな社内情報が英語である場合が多いので、英語は必要」(女性)、「スキルアップ及び一定レベル以上の研修を受講するためには英語力は必須の条件になっている」(男性)などの意見があった。
3位は「ソニー」(125)。「英語を使う機会は非常に多いので、意識していれば日本の会社としてはかなり使える英語を身につくはず」(男性)、「昇進昇給については、英語力が必須。日頃から語学について自己研さんが求められるし、会社側もサポートしてくれる」(男性)といった口コミがあった。
4位は「イーオン」(118)、5位は「ユニクロ」(108)だった。
この結果について、リブセンスは「はじめから高い英語力を持っている人ではなくても、意欲のある社員には学習を支援する制度が整っている印象がある。企業側としても、優秀な人材が世界と話せる語学力を身につけてくれることを願っているようだ」と分析した。
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