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富士重工、社名を「SUBARU」に変更 17年4月から
自動車メーカーの富士重工業は来年4月1日に社名を「SUBARU」に変更することを決議した。グローバル展開を推し進める。
自動車メーカー大手の富士重工業は5月12日、2017年4月1日付で社名を「SUBARU」に変更すると発表した。今年6月28日に開催予定の株主総会で定款変更が承認されることを条件とする。
1917年に飛行機研究所として創設された同社は、1953年から富士重工業の社名で事業運営してきた。1958年には軽自動車「スバル 360」を発売、現在スバルの自動車事業は世界90カ国以上で展開する。
創業100周年を機に社名を変えてブランド名と統一させる大きな目的は、同社の自動車および航空宇宙事業をグローバルブランドとして成長させることだとしている。
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