2015年7月27日以前の記事
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三菱自動車、日産の傘下に 34%出資で基本合意

日産が三菱自に34%を出資することで基本合意。燃費偽装問題が業界再編に発展した。

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 日産自動車と三菱自動車は5月12日、三菱自が実施する第三者割当増資を日産が引き受け、三菱自株式の34%を日産が取得し、筆頭株主になることで基本合意したと発表した。三菱自は燃費偽装問題で先行きが危ぶまれており、事実上日産の傘下で再建を進める。

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 日産は総額約2373億円で増資を引き受け、三菱自株式の34.0%を取得する方針。本提携契約は5月25日までに同意するとしている。

 三菱自は燃費偽装問題が当初の車種から別の車種に拡大する見通しになっており、日産による事実上の救済で立て直しを目指す。

 日産は仏Renaultグループと資本提携しており、三菱自と合わせた年間販売台数は約960万台(2015年)と、米GMに続く世界4位規模になる。

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