外務省は5月18日、次期パスポートの基本デザインを決めたと発表した。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」を採用し、全ページが異なるデザインになる。2019年度中の導入を目指す。
表紙は現在と同じだが、見開きごとに富嶽三十六景の24作品を背景として薄く印刷した形で採用する。各ページを異なるデザインとすることで、偽造対策にも有効だとしている。
「日本的なデザイン」をコンセプトに検討し、「世界的にも広く知られ,富士山をメインモチーフとし,まさに日本を代表する浮世絵」として選んだ。2020年の東京オリンピック・パラリンピック前年の導入を目指している。
関連記事
- 日本人のここがズレている! このままでは「観光立国」になれません
「訪日客が1300万人を突破」といったニュースを目にすると、「日本は観光立国になったなあ」と思われる人もいるだろうが、本当にそうなのか。文化財を修繕する小西美術工藝社のアトキンソン社長は「日本は『観光後進国』だ」と指摘する。その意味とは……。 - 「東大美女が隣に座るフライト企画」抗議相次ぎ即日撤回 HISが謝罪
HISは、東大の女子大生が隣に座ってくれるキャンペーンを即日撤回した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.