世界に誇れる日本企業といえば? 20〜60代の男女に聞いたところ、4年連続で1位は「トヨタ自動車」(52.8%)であることが、リスクモンスターの調査で分かった。次いで「パナソニック」(29.8%)、「ソニー」(29.2%)、「本田技研工業(ホンダ)」(27.5%)、「キヤノン」(26.0%)と続いた。
業種別にみると、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機器製造業5社(パナソニック、ソニー、キヤノン、日立製作所、富士通)、その他製造業7社(任天堂、日清食品、ブリヂストン、サントリー、ヤマハ、味の素、TOTO)と製造業がトップ20のうち15社を占め、「『ものづくり日本』が誇る高品質・技術力に対する信頼性が表れた結果がうかがえた」(リスクモンスター)
製造業以外でみると、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸がランクインしており、国内の運輸サービスの質の高さが評価された。
前回の結果と比較したところ、上位6社に大きな変化はなかったが、7位以下では、大幅な順位変動が見られた。例えば「全日本空輸」(前回20位→今回8位)、「日本航空(JAL)」(33位→17位)、「日清食品」(22位→9位)、「セブン-イレブン」(27位→15位)の4社が大幅にランクアップ。その一方で「富士通」(13位→19位)、「TOTO」(12位→20位)の2社がランクダウンした。
ちなみに、不正会計問題が発覚した「東芝」(8位→28位)と、鴻海精密工業の傘下に入った「シャープ」(18位→43位)は大幅にランクを下げた。
インターネットを使った調査で、20〜60代の男女1000人が回答した。調査期間は4月23日から24日まで。
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