調査リポート
夏のボーナス、新入社員はどのくらいもらっている?
この春就職した新入社員は、夏のボーナスをどのくらいもらっているのだろうか。東証1部・2部に上場している企業を中心に聞いたところ……。産労総合研究所調べ。
この春就職した新入社員は、夏のボーナスをどのくらいもらっているのだろうか。東証1部・2部に上場している企業を中心に聞いたところ、「何らかの形で支給する」と答えた企業は89.7%に対し「支給しない」は7.6%であることが、産労総合研究所の調査で分かった。
「何らかの形で支給する」と答えた企業に、支給方法を聞いたところ「一定額(寸志など)」(60.0%)がトップ。次いで「在籍期間の日割り計算で支給」(16.5%)、「日割り以外の一定割合で支給」(13.8%)、「日割り+一定割合または一定額」(1.9%)と続いた。
では夏のボーナスをどのくらい支給しているのだろうか。大学卒で平均8万8905円、高校卒で7万1950円。前年と比べると、大学卒(8万8879円)はほぼ同じ、高校卒は5419円増加した。
ちなみに新入社員の初任給は、大学卒で平均20万4703円(前年比0.31%増)、高校卒で16万4717円(同0.37%増)。「初任給を引き上げた」企業は、前年の37.9%から4.1ポイント減の33.8%。時系列でみると、10年前の2006年とほぼ同じ割合だった。
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