日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が8月1日発表した7月の国内新車販売は、前年同月比2.2%減の41万5606台だった。マイナスは3カ月連続。軽自動車は三菱自動車と日産自動車が販売を再開したこともあり、マイナス幅が改善した。
登録車は0.2%減の28万1753台。うち普通乗用車が3.5%増の12万3693台だった。ブランド別ではトヨタが10.3%増の14万3820台と好調だった。
軽自動車は6.3%減の13万3853台と19カ月連続のマイナスだったが、三菱自と日産の販売再開で縮小幅は前月のマイナス18.4%から改善。乗用車は5.7%減の10万3948台と、前月のマイナス23.4%から持ち直した。
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