財務省は8月24日、2020年東京オリンピック・パラリンピックを記念する1000円貨幣のデザインを公開した。記念貨幣は複数発行する予定で、第1弾はブラジル・リオデジャネイロからの開催都市の引き継ぎがテーマ。9月ごろに申し込みを受け付ける予定で、販売価格は9500円。
記念貨幣は額面1000円で、純銀製の直径40ミリ・重さ31.1グラム。五輪とパラリンピックの各1種類ずつ発行する。
表面には五輪旗とパラリンピック旗に加え、日本とブラジルを代表する花として桜とイペー・アマレーロをあしらった。裏面には東京五輪とパラリンピックのエンブレムが入っている。両面とも彩色が施され、日本初の両面カラー貨幣として発行される。
発行枚数は各5万枚。独立行政法人・造幣局からの通信販売のみで、金融機関の窓口などでの引き換えは行わない。9月ごろに申し込みを受け付け、12月ごろから発送を始める予定。
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