年収1000万円以上で採用される人に共通する能力、エン・ジャパン調べ
昨年よりも「年収1000万円以上のポジション」の採用は増えていますか? 転職コンサルタントに聞いたところ、26%が「増えている」、17%が「減っている」と回答した。エン・ジャパン調べ。
昨年よりも「年収1000万円以上のポジション」の採用は増えていますか? 転職コンサルタントに聞いたところ、26%が「増えている」、17%が「減っている」と回答していることが、エン・ジャパンの調査で分かった。
年収1000万円以上のポジションを採用することが多いのはどんな企業なのか。「外資系企業」(58%)が最も多く、次いで「大手企業」(57%)、「ベンチャー企業」(17%)と続いた。また、役職別でみると「本部長・事業部長クラス」(72%)が最も多く、次いで「部長・次長クラス」(48%)、「経営者・役員クラス」(47%)という結果に。さらに、職種別でみると「経営企画・事業企画」(49%)が最も多く、以下「経営者・COO・経営幹部」(47%)、「経理・財務・会計系」(32%)、「営業系」「金融系専門職」(いずれも24%)だった。
年収1000万円以上で採用される人にはどんな共通点があるのだろうか。採用される人に共通する能力を聞いたところ「問題意識に基づき、課題や目標を設定する」(52%)がトップ。次いで「自分の見解やビジョンを周囲に伝え、動かす」(45%)、「状況に応じて臨機応変に対応する」「立場や価値観の違う社内外の関係者同士を調整し、まとめる」(いずれも37%)、「収集・分析した情報・データから新しい価値を生み出す」(32%)だった。
インターネットを使った調査で、転職コンサルタント106人が回答した。調査期間は8月23日から29日まで。
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