トヨタ自動車は9月15日、ピックアップトラック「タコマ」を生産するメキシコ拠点の能力を増強すると発表した。約1.5億ドルを投じ、現在の年間約10万台を2017年末〜18年初頭にかけて年間約16万台に引き上げる。
生産拠点は「Toyota Motor Manufacturing de Baja California」(メキシコ・バハカリフォルニア州)で、現在の従業員数は約1100人。増強に伴い、400人程度の新規雇用を計画する。
北米ではトラック需要が拡大しており、既存工場の設備などを活用して生産能力を引き上げることで、適切なタイミングで素早く市場ニーズに対応できるとしている。
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