日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が10月6日発表した9月の国内新車販売台数によると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が前年同月比16.9%増の2万406台でトップだった。8月まで9カ月連続で首位だったトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」は2万43台となり、2位に後退した。
N-BOXは2015年3月以来18カ月ぶりの首位。9月には「N-BOXスラッシュ」を一部改良した。
3位はトヨタの小型ハイブリッド車「アクア」で15.5%減の1万5493台、4位はトヨタのミニバン「シエンタ」で9.0%増の1万2290台、5位はダイハツ工業の「タント」で13.2%減の1万2034台だった。
同日発表した4〜9月の実績では、プリウスが前年同期比2.5倍の13万6616台でトップ。15年12月に投入した新型が全体をけん引した。2位はトヨタのアクアで15.2%減の8万1826台、3位はホンダのN-BOXで0.8%減の7万7211台だった。
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