コーエーテクモホールディングスは10月27日、ゲーム子会社のコーエーテクモゲームスが横浜市西区のみなとみらい21地区に本社ビル用地を取得したと発表した。オフィスビルにライブハウス型ホールなどを併設する複合施設とする計画で、完成は2019年度を予定。コンテンツ発信の拠点として活用していく。
取得するのは同地区内(47街区)の8670平方メートル。コーエーテクモゲームスと襟川陽一氏らコーエー創業家の企業が共同で取得し、そのうちコーエーテクモは約83億円を支払う。
複合施設は三菱地所が開発を担い、総面積約3万7000平方メートルに商業施設やビジネスホテルなども整備する。コーエーテクモはオフィスとライブハウス型ホール計約2万6000平方メートルを取得する予定だ。
現在のオフィスは同市港北区に構え、コーエーテクモゲームスやコーエーテクモホールディングスが入居している。09年のコーエーとテクモの経営統合以来、同社グループは最高益を更新し続けており、統合10周年に合わせてオープンする新拠点をIP(知的財産)展開の拠点と位置付け、コンテンツ戦略の強化に活用する。
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