ニッポンレンタカーは11月11日、衝突被害軽減ブレーキなど先進安全機能搭載車を来年1月から順次導入すると発表した。2年かけてほぼ全車を同機能搭載車に切り替える計画だ。導入により、利用者の事故を約2割減らせると見込んでいる。
来年1月以降、配備する新型車は全て先進安全機能搭載車とする。1台当たり5〜10万円のコスト増になるが、料金への転嫁はしない予定という。
先進安全機能は、衝突被害軽減ブレーキや車間距離制御、車線逸脱警報、誤発進抑制など、ドライバーの安全運転を支援する。同社によると、客が起こした事故のうち、わき見運転や眠気による「うっかり」事故が約18%。渋滞中の追突やセンターラインオーバーなど、「先進安全機能があれば防げていたと思われる事故が多発している」という。
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