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「同じ便か違う便か」サッカーチームの悲劇:赤坂8丁目発 スポーツ246(3/3 ページ)
ブラジルのサッカークラブ「シャペコエンセ」の選手らを乗せたチャーター機が墜落した。この大惨事を受けて「チームのメンバー全員が同じ便に乗るべきではない」といった声も出ているが、現実は……。
早急に手を打つべきこと
同じチーム便か、それともバラバラで搭乗するべきなのか――。そんな論争も巻き起こしたシャペコエンセの悲劇。いずれにせよ、この悲しみを乗り越えるためには早急に手を打たなければならないことが2つある。1つは、先にも触れたように事故原因を一刻も早く究明し、このような惨事を二度と繰り返さないようにすることだ。そして悲劇に見舞われたシャペコエンセを救うべく、世界のサッカー界が救済処置に動くことである。
すでに2015年1月に引退を発表した元アルゼンチン代表MFのフアン・ロマン・リケルメ氏がシャペコエンセの所属選手としてプレーするため、現役復帰を希望しているとの情報も同国メディアから伝わってきている。志半ばで非業の死を遂げた71人の命を無駄にしてはいけない。
臼北信行(うすきた・のぶゆき)氏のプロフィール:
国内プロ野球、メジャーリーグを中心に取材活動を続けているスポーツライター。セ・パ各12球団の主力選手や米国で活躍するメジャーリーガーにこれまで何度も「体当たり」でコメントを引き出し、独自ネタを収集することをモットーとしている。
野球以外にもサッカーや格闘技、アマチュアスポーツを含めさまざまなジャンルのスポーツ取材歴があり、WBC(2006年第1回から2013年第3回まで全大会)やサッカーW杯(1998年・フランス、2002年・日韓共催、2006年・ドイツ)、五輪(2004年アテネ、2008年北京)など数々の国際大会の取材現場へも頻繁に足を運んでいる。
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