国家公務員に12月9日、冬のボーナスが支給された。支給月数は2.245カ月相当で、国家公務員(管理職を除く行政職)の平均支給額は70万4800円。
昨年冬のボーナス支給額は69万3300円で、今年は1万1500円(1.7%)増加している。職員の平均年齢が低下(36.4歳→36.3歳)したことから平均給与は減少したが、人事院勧告に基づく給与法の改正によって、支給月数が0.05カ月分(2.195月→2.245月)増加。結果、ボーナスの支給金額が増えた。
ちなみに、安倍晋三総理への支給額は598万円。ただし、行財政改革を推進することから180万円ほど返納し、最終的には418万円が支給された。
関連記事
- 今からでも遅くない? 年収200万円と800万円の分かれ道
サラリーマンの給料が減っていく――。このような話を聞くと、不安を感じる人も多いのでは。人口減少などの影響を受け、大幅な経済成長が見込めない中で、私たちはどのように仕事をしていけばいいのか。リクルートでフェローとして活躍された藤原和博さんに聞いた。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 「着物業界」が衰退したのはなぜか? 「伝統と書いてボッタクリと読む」世界
訪日観光客の間で「着物」がブームとなっている。売り上げが低迷している着物業界にとっては千載一遇かもしれないが、浮かれていられない「不都合な真実」があるのではないだろうか。それは……。 - 電通や東芝といった大企業が、「軍隊化」してしまうワケ
電通の女性新入社員が「過労自殺」したことを受け、「オレの時代はもっと大変だった。いまの若い者は我慢が足りない」と思った人もいるだろう。上の世代にとっては“常識”かもしれないが、なぜそのような考え方をしてしまうのか。 - 冬のボーナス、中小企業で働く人はどのくらい手にするの?
経団連がまとめた冬のボーナス調査によると、民間企業大手の1人当たりの支給額は昨年比0.84%増の92万7892円。4年連続で増加しているが、中小企業の支給状況はどうだろうか。大阪シティ信用金庫が調べたところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.