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トヨタ、世界販売1020万台計画 2017年:国内販売も堅調
トヨタ自動車は、グループの2017年(1〜12月)の世界販売台数を1020万2000台とする計画を発表。4年連続の1000万台超えを目指す。
トヨタ自動車は12月15日、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループの2017年(1〜12月)の世界販売台数を1020万2000台とする計画を発表した。16年の実績見込みから1%増やし、4年連続で1000万台超えを目指す。新型車を中心に、国内外で販売台数の上積みを見込む。
販売計画の内訳は、国内が16年見込み比1%増の223万4000台、海外が1%増の797万9000台。12月に発売したスポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」がグローバルで販売をけん引しそうだ。
トヨタ単体の国内販売は、2%増の160万台の計画。16年実績は前年比5%増の157万台の見込みで、17年も引き続き販売台数増加を目指す。15年末に発売した新型「プリウス」の販売が好調に推移しているほか、11月に発売した小型車「ルーミー」「タンク」、12月に投入したC-HRなどの効果を見込む。
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