新人のやる気を奪う言葉、1位は「仕事に向いていない」:失敗フォローでやる気向上
社会人1〜2年目の若手社員にとって、やる気のアップ・ダウンにつながる要素は?――ソニー生命保険調べ。
社会人1〜2年目の若手社員のやる気を奪う言葉は「この仕事向いてないんじゃない?」が38.9%でトップ――ソニー生命保険の意識調査でこんな結果が出た。このほか、「やる気ある?」(35.4%)、「ゆとり世代だなぁ」(33.4%)、「そんなことは常識でしょ」(24.0%)などの批判的な言葉を先輩から掛けられた際に、新人のモチベーションが低下することが分かった。
では、新人のやる気を上げる言葉は? 調査によると、「『次からはこうしよう』など改善策の提示」が34.5%で最多。「困ったことがあったらいつでも相談して」(28.7%)、「頑張ったんだね、ありがとう」(27.8%)、「一緒に頑張ろう」(22.2%)と続き、失敗をフォローする発言や努力を評価する発言が新人のやる気につながることが分かった。
先輩との会話以外で、新人のやる気が向上するきっかけは「昇給・ボーナスアップ」が最多の93.2%を占めた。「プライベートが充実しているとき」「服装やメイクがばっちり決まったとき」など、仕事以外の要素も多く挙がった。
新人が考える「良い会社」の条件は、「職場の人間関係が良い」(58.1%)、「福利厚生が充実している」(50.0%)、「給与が高い」(40.2%)――など。ただ、社会人2年目は、社会人1年目よりも「給与が高い」を挙げる人が多く、同社は「実際に1年間働いてみると、成果が自身の給与に反映されることを良い会社の要素として考える人が増えるのではないか」とみている。
調査は3月25日〜4月5日にかけて、20〜29歳の男女1000人を対象に、インターネット上で実施した。
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