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ぴあのクレカ情報流出、新たに6500件確認:不正利用被害は880万円
ぴあ運営のB.LEAGUE関連サイトで不正アクセス。個人情報が流出した可能性がある問題について、新たにクレカ情報6500件が対象になると発表。合計で約3万9000件に上るという。
ぴあは5月18日、受託運営しているB.LEAGUE(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)Webサイトの個人情報流出問題で、さらに約6500件のクレジットカード情報が流出したおそれがあると発表した。流出した可能性があるクレジットカード情報は合計約3万9000件に増え、不正利用は5月8日時点で379件、約880万円に上っている。
ぴあは4月25日、運営しているサイトがアプリケーションフレームワーク「Apache Struts2」の脆弱性を悪用した不正アクセスを受けたと公表。
流出したのは、ぴあが受託運営しているB.LEAGUEのチケット販売サイトとファンクラブ受け付けサイトに登録されていた個人情報。2016年5月16日〜17年3月15日に会員登録した利用者の住所、氏名など個人情報15万4599件と、ファンクラブ会費支払いやチケット購入に利用されたクレジットカード情報が流出した可能性がある。
第三者機関が調査した結果、流出した恐れのあるクレジットカード情報6508件が追加で判明。総数は約15万5000件で変わらないという。
現在、ぴあはB.LEAGUE関連サイトでクレジットカード決済サービスを停止し、再発防止策を進めている。だが防止策の完了とカード会社からの承認が必要となるため、「今シーズン中の復旧は困難」としている。
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