日本郵便は5月19日、15日から販売している新料金の往復はがき(124円)に誤表示があったと発表した。既に購入したものはそのまま使用できるとしている。
往復はがきの郵便番号欄の上の部分には本来なら「郵便往復はがき」と印刷されているが、新料金額のものは「郵便はがき」とだけあり、「往復」が抜けている状態。往信、復信とも誤表示になっている。
郵便局での取り扱いには問題がないため、使用には問題ないという。当面の間、誤表示の往復はがきを販売し、準備が整い次第「郵便往復はがき」と表示したものを販売する。
日本郵便は、はがきの料金が6月1日から62円(現行は52円)に値上げされるのに伴い、新料金のはがきと切手を15日から販売している。値上げは2014年の消費税増税を除くと1994年以来23年ぶり。人件費の上昇などで郵便事業の収支が悪化しているためという。
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