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アミューズ、スポーツビジネス参入 バレー柳田選手らと契約:芸能大手が海外移籍交渉も
芸能事務所大手のアミューズが、スポーツビジネスに参入すると発表。バレーボールの柳田正洋選手と竹下佳江氏、陸上の大迫卓選手のマネジメントを行っていく。
芸能事務所大手のアミューズは6月21日、スポーツビジネスに参入すると発表した。まずは、バレーボール日本代表の柳田将洋選手、プロランナーの大迫傑選手、元女子バレーボール日本代表で、現在はクラブチーム「ヴィクトリーナ姫路」監督の竹下佳江氏とマネジメント契約を結び、プロデュース事業を展開する。
柳田選手は同日、Vリーグのサントリーサンバーズから独1部のTV Ingersoll Buhlへと移籍すると発表。新チームとの契約もアミューズが手掛けたという。
同社のマネジメントにより、所属する3人は今後、競技や指導と並行して社会貢献活動も行っていく予定。柳田選手は、バレーボールを活用した地域活性化や子どもの啓発活動、大迫選手はランニングを通じたグローバル教育、竹下氏は、女性が結婚・妊娠・出産などライフイベントと競技を両立できる仕組みづくりに取り組んでいくという。
同社スポーツビジネスプロジェクトの責任者には、元アイスホッケー日本代表の坂田淳二氏が就任。坂田氏は、現役時代に国内外のリーグでプレーし、引退後はアスリートのセカンドキャリア支援などに注力した経験を持つ。今後は、同氏のノウハウをアスリートのプロデュース事業に生かしていくという。
アミューズは「従来の芸能活動のみをサポートするマネジメントにとどまらず、現役・引退後を問わずアスリートがベストパフォーマンスを発揮できるようなサービスの創出を目指す」としている。
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