パナ、33万円の電動マウンテンバイク「XM1」9月発売 :街乗りも楽しめる
パナソニックが、電動マウンテンバイク「XM1」を9月1日に発売する。高い走行性能と機能美を持ち、野山や林道だけでなく街中や公道の走行も楽しめる点が特徴。
パナソニックは7月4日、電動マウンテンバイク「XM1」を9月1日に発売すると発表した。高い走行性能と機能美を持ち、野山や林道だけでなく街中や公道の走行も楽しめる点が特徴。メーカー希望小売価格は33万円(税別)。
時速20キロ前後での継続走行に適した機構「スポーツドライブユニット」を搭載し、スムーズなアシスト感を実現したという。フレーム一体型のリチウムイオンバッテリーを採用し、デザインにもこだわったとしている。
フル充電に要する時間は約3時間。1回の充電で走行できる距離は、高出力の「HIGHモード」が約42キロ、標準の「AUTOモード」が約54キロ、低出力の「ECOモード」が約78キロ。
バッテリー残量、走行速度、アシストパワーなどを表示する「センター液晶ディスプレイ」をハンドル部分に搭載しており、必要な情報を瞬時に視認することが可能。ディスプレイにはHIGH・AUTO・ECOモードの切り替えボタンも備えているため、道路の状況に合わせて出力を柔軟に切り替えられるという。
安全性向上のため、路面からの衝撃や振動を吸収するフロントサスペンションを搭載。サスペンションのロック・オープンは、手元のリモートレバーで切り替え可能としている。
重量は21.1キロ。サイズは1835(全長)×590(全幅)ミリ。
現在、欧州では電動アシスト自転車を活用して自然の中を走行するスポーツが盛んだが、日本ではこうした自転車の用途は買い物や子供の送迎に限定されている。パナソニックは、日本のユーザーに電動アシスト自転車の新しい乗り方・遊び方を提案することを目的に、同製品を市場に投入するとしている。
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