東京都環境局は7月6日、猛毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」が東京都内で初めて発見されたと発表した。発見されたのは、大井コンテナふ頭(品川区)の貨物船に積み込まれたコンテナ内。
同日付の朝日新聞によると、見つかったヒアリは1匹で、中国・広東省の港で積み込まれ、香港で積み替えたコンテナ内にいたという。今月3日に、コンテナ業者が点検作業中に発見し、駆除した上で報告したとしている。
国内でヒアリが発見されたのは、兵庫県尼崎市、神戸市、愛知県弥富市、大阪市に続き5カ所目。
東京都環境局は公式サイト上で、「野外での作業時にはプラスチック性の手袋を着用する」「肌を露出しない」など、ヒアリによる被害の予防策について呼びかけている。
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