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グリー、海外ゲーム開発から撤退 米子会社を閉鎖:従業員130人は解雇
グリーが米子会社のGREE International Entertainmentを閉鎖し、海外でのゲーム開発事業から撤退すると発表。
グリーは7月7日、欧米市場向けの戦略拠点を担っていた米子会社のGREE International Entertainment(GIE)を同日付で閉鎖し、海外でのゲーム開発事業から撤退すると発表した。新規タイトルへの開発投資額に見合う収益を獲得しにくいと判断したため。現地で雇用したゲーム開発担当者130人は解雇する。
グリーは2011年に海外事業に進出。同年1月に米子会社のGREE International(GII)を設立し、新規タイトルの開発と運営を手掛けてきた。
その後グリーは、コスト効率の改善を目的に、16年にGIIを他社に売却。事業を承継する形で同年7月にGIEを設立し、北米、豪州、ドイツに拠点を置いたゲーム開発を行ってきたが、抜本的な改善にはつながらず、海外事業は赤字が続く状況となっていた。
同社は今後、日本国内でのゲーム開発に注力し、人気の出たタイトルを海外展開する形で海外事業を継続する方針という。
VR(仮想現実)分野のゲームやミドルウェアの開発を手掛ける北米企業に投資するファンド「GVR Fund」の運営は継続する。
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