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楽天と電通が新会社 データ活用マーケティングで:両社のデータを活用
楽天と電通は、両社が持つデータを活用したマーケティングサービスを企業向けに提供する共同出資の新会社を設立する。
楽天と電通は7月26日、両社が持つデータを活用したマーケティングサービスを企業向けに提供する共同出資の新会社を設立し、10月に営業を始めると発表した。
新会社は「楽天データマーケティング」。資本金は1億円で、楽天が51%、電通が49%を出資し、8月中旬に設立する予定。社長には楽天の有馬誠副社長が就任する。
楽天グループが持つ顧客基盤とビッグデータ、電通グループのマスメディア、生活者のデータとインサイト、戦略構築力を活用し、企業が実施するマーケティング活動の効果を高めるサービスを提供する。
具体的には、「楽天市場」で企業向けブランドタイアップ企画を強化。また楽天グループのデータを活用した顧客分析に基づき、パーソナライズされた広告商品を開発していく。顧客戦略の立案支援なども行う。
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