スズキは7月26日、スポーツタイプ多目的車(SUV)「エスクード」に、1.4リットルターボエンジン搭載モデルを追加し、発売した。価格は258万6600円(税込)。
1.4リットルの直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。最高136PS、最大210N・mを発揮し、6速AT(パドルシフト付き)、4輪駆動(4WD)と組み合わせる。自然吸気の2リットルモデル並みの出力とトルクにより、街乗りから高速走行まで幅広く性能を発揮するとしている。
燃費(JC08モード)は16.8キロ/リットルと、自然吸気1.6リットルモデル(17.4キロ)を下回る。
1.6リットルモデルに採用している4輪制御システム「ALLGRIP(オールグリップ)」を搭載し、優れた走破性と走行安定性を実現しているという。ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII」を標準装備し、自動ブレーキ機能などを装備。先行車との車間距離を自動的に保つアダプティブクルーズコントロールも標準装備する。
ハンガリー子会社のマジャールスズキで生産し、日本では輸入車として販売する。エスクード全体で年間1200台の販売を見込む。
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