トヨタ自動車とマツダが資本提携を行う方向で最終調整に入ったと、一部報道機関が8月4日報じた。
同日付の日本経済新聞によると、トヨタがマツダに5%程度出資し、マツダもトヨタに一定額を出資する案を軸に協議しているという。
両社は2015年から業務提携を行っているが、資本提携によってさらに関係を強め、電気自動車(EV)の基幹技術・制御技術の共同開発を進める方針という。
両社の主力事業である米国事業でも連携し、共同で米南部に新工場を建設する方向で検討を進めるとしている。
一連の報道に対し、トヨタとマツダはそれぞれ「当社が発表したものではない」とコメント。両社ともに「4日に開催する取締役会で付議する予定。開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせする」としている。
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