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「ラブクロ」開発元、「夢100」運営と協議 「類似」指摘相次ぐ:類似点の解消目指す
人気ゲームとの類似指摘が相次いでいた開発中のスマホゲーム「ライブラリークロスインフィニット」。開発スタジオが類似点の解消などの対応を行うと発表。
グリー傘下のWright Flyer Studiosは10月6日、開発中のスマートフォン向けゲーム「LibraryCross∞(ライブラリークロスインフィニット)」のゲーム画面デザインやゲームシステムが、人気ゲーム「夢王国と眠れる100人の王子様」と類似しているという指摘を受けたことから、開発元のジークレストと協議を開始すると発表した。「しかるべき対応をしたのちリリースする」という。
「ライブラリークロスインフィニット」は、Wright Flyer Studiosと、アイディアファクトリーグループの女性向けブランド「オトメイト」が協業して開発しているタイトル。Wright Flyer Studios初の女性向け新作ゲームとして、2017年中の配信を目指していた。
類似していると指摘があった「夢王国と眠れる100人の王子様」は、15年にリリースした女性向けスマホアプリ。累計で400万ダウンロードを突破した人気ゲームで、18年にはアニメ化も予定している。
ジークレストの同日の発表によると、「両運営として理解を得ながら、類似点の解消に努めていただき、しかるべき対応をしたのちリリースいただくことを決定した」といい、Wright Flyer Studios側が類似点を認めた上で、解消を目指すとみられる。リリース日時は未定。
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