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中古車「ガリバー」とDeNAなどが連携 売買活性化目指す:カーシェアなど提案
中古車買い取り販売の「ガリバー」が、DeNAのカーシェアサービス「Anyca」などと連携。カーシェアへの参加を促し、車の販売活性化を目指す。
中古車買い取り販売のガリバーを運営するIDOMは11月10日、ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する個人間カーシェアサービス「Anyca」などと連携を始めた。ガリバーで車を購入するユーザーに対し、カーシェアへの参加などを促することで維持費の削減を提案、販売活性化につなげる。
Anycaのほか、akippaが運営する空き駐車場活用サービス「akippa」と連携。ガリバーで車を売買する客に対し、カーシェアを活用した車の維持費削減や、車を売却したことで空いた駐車場を貸し出すといった提案を行う。ガリバーを通して両サービスに登録した場合、ポイントクーポンの付与や受取金積み増しなどの特典を用意する。
IDOMは「両サービスを車の売買のタイミングでガリバーが紹介し、お客さまに活用いただくことで、車にまつわるコストを減らすことが期待でき、購入の活性化を見込んでいる」という。
連携は、IDOMの利用客が車のサービスをワンストップで手軽に利用できることを目指す取り組みの第1弾。今後も取り組みを広げ、さまざまな連携を外部パートナーと進めていくとしている。
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