ニュース
NTT東西、「フレッツ・ADSL」終了へ 利用者の減少続く:2023年に
NTT東西が、「フレッツ・ADSL」の提供を2023年1月31日に終了すると発表。関連部品の製造終了による保守物品の枯渇や、利用者減が主な要因。
NTT東西地域会社は11月30日、ADSL(非対称デジタル加入者線)サービス「フレッツ・ADSL」の提供を2023年1月31日に終了すると発表した。関連部品の製造終了による保守物品の枯渇やユーザー減を踏まえ、今後も減少傾向が継続すると判断したためという。
家庭の電話回線などを利用したインターネット接続サービス。ピーク時の2000年代中盤には契約数が5000万件超に上ったが、17年9月末現在は約85万件に減少。16年6月で新規受け付けを終了していた。
ユーザーには「フレッツ光」などへの移行を推奨。NTT東は、12月1日以降に移行するユーザーに対し、フレッツ光の初期工事を無料で提供するとしている。
同じく利用者減に改善の見通しが立たないとして、11月30日で「フレッツ・ISDN」の新規申し込み受け付けも終了する。
関連記事
- NTT、通話料を全国一律「3分8.5円」に 24年から
NTTが固定電話を廃止し、IP電話へ移行することを正式発表。通話料金は24年から3分間当たり8.5円となる。「マイライン」サービスも終了する。 - 「Ustream」ひっそりと終了
「Ustream」がそのブランドに幕を引き、米IBMのクラウド動画サービス「IBM Cloud Video」にリニューアルした。 - 「ユーザーの予想超える」ドコモ、復活の2画面スマホ「M」など発表
NTTドコモが、2017〜18年冬春モデル発表会を開催。4年ぶりとなる“2画面スマホ”の「M Zー01K」や、長期契約者向けの新たな優遇策などを発表した。 - NTTドコモ、上半期は営業減益 顧客優遇策が痛手に
NTTドコモが2017年4〜9月期の連結決算を発表。シンプルプランやdocomo withなどの顧客優遇策の影響で増収減益となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.