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メルカリ、新会社「メルペイ」設立 金融事業に参入:代表取締役は元グリー青柳氏
メルカリが金融関連の新規事業を行う子会社「メルペイ」を設立。代表取締役は元グリー取締役の青柳直樹氏。モバイル決済サービスを展開か。
フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは12月4日、金融関連の新規事業を行う100%子会社「メルペイ」を11月20日に設立したと発表した。
資本金は1億円。事業の詳細については今後順次発表する。
元グリー取締役の青柳直樹氏が11月28日付で代表取締役に就任。「メルペイでは、これまでの経験を生かし、事業戦略の策定・遂行・採用強化など、組織体制の構築を担当します」としている。また「LINE Pay」事業を経験した曾川景介氏なども主要役員として名を連ねており、「業界のエキスパートがコアメンバーとして参画しています」という。
「メルペイ」という社名から、スマホアプリ「メルカリ」ともシナジーの強いモバイル決済サービスの展開が予想される。Webサービス大手がモバイル決済サービスを開始した例としては、楽天の「楽天ペイ」、LINEの「LINE Pay」などがある。
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