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アサヒビール“金のオブジェ”復活 鮮やかな色よみがえる:2度目の「お色直し」終える
東京・浅草のシンボルとして親しまれている“金のオブジェ”の塗り替え工事がほぼ完了。鮮やかな金色に生まれ変わった姿が見られるようになった。
東京・浅草のランドマークの1つ、アサヒグループホールディングス(HD)本社ビル隣の「スーパードライホール」屋上に輝く“金のオブジェ”。9月下旬から進めていた塗り替え工事がほぼ完了し、12月半ばにシートが取り払われ、鮮やかな金色に生まれ変わった姿が見られるようになった。
正式名称は「フラムドール」(フランス語で「金の炎」)。創業100周年を記念し、1989年に作られた。フランスの著名デザイナー、フィリップ・スタルクさんがデザインを手掛けたことでも知られる。大きさは44(全長)×14(全高)メートル、重さは約360トン。
11月半ばにオブジェがシートで覆われた際、Twitter上では「消えた」と騒動に。「茶色く塗り直されるのでは」「2020年東京オリンピックに向けて景観を保つため、撤去されたのでは」――とさまざまな臆測が飛び交った。
アサヒグループHDは「05年に最初の塗り替えを行ってから10年以上が経過し、色あせている部分が増えたため、再び塗装することにした」(広報担当者)と説明。「特殊な塗料を採用し、汚れが付着しにくい『セルフクリーニング機能』も強化した。オリンピックに向け、たくさんの人に見てもらいたい」とした。
12月13日現在、オブジェ下部に足場が残されているものの、Twitter上では再び話題になっている。アサヒグループHDによると、足場が全て撤去され、オブジェ全体が見られるのは15日の予定。
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