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幻冬舎とCAMPFIREが新会社 出版資金をネットで調達新しい出版モデルの構築目指す

幻冬舎とCAMPFIREが、クラウドファンディングを活用した出版事業を手掛ける共同出資会社「エクソダス」を2018年1月末に設立する。

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 幻冬舎とクラウドファンディングサイト運営のCAMPFIREは12月27日、クラウドファンディングを活用した出版事業を手掛ける共同出資会社「エクソダス」を2018年1月末に設立すると発表した。両社のノウハウを組み合わせ、一般ユーザー、フリーライター、企業などの書籍出版をさまざまなアプローチでバックアップするとしている。

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幻冬舎の見城徹社長=左、CAMPFIREの家入一真社長=右

 「クラウドパブリッシングプログラム」と呼ぶサービスの提供をメイン事業とする。顧客が出版物のアイデアを持ち込むと、新会社のスタッフが企画・編集などに協力。書籍として仕上げ、クラウドファンディングで販売するもので、収益の一部を支援者に還元する仕組みなども設ける。支援者にサービス内で使える仮想通貨を付与する案も検討中という。

 対応する書籍は、小説、ビジネス書、漫画、写真集など多岐にわたる。サービス利用時の手数料収入を収益源とする。収益目標は非公開。

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クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
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幻冬舎の公式Webサイト

 資本金の額は未定だが、幻冬舎とCAMPFIREが50%ずつ出資する。幻冬舎の見城徹社長が会長に、CAMPFIREの家入一真社長が社長に就く。東京・渋谷区にオフィスを構える予定。

 両社は「『若者の活字離れ』『出版不況』などが叫ばれているが、ネット時代に大きな変化を創造できなかった出版業界のシステムの問題。新会社では、本を多くの読者に最適な形で届ける新しいモデルの構築を目指す」としている。

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