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日産、SUVコンセプト「Xmotion」初公開 伝統と近未来が共存:20年以降のデザイン示唆(1/6 ページ)
日産が「北米国際自動車ショー」でSUVコンセプト「Xmotion」を初公開。
日産自動車は1月15日、3列シートを備えるSUV(スポーツタイプ多目的車)のコンセプトカー「Xmotion(クロスモーション)」をデトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー、1月14日〜28日)で初公開した。2020年以降の日産ブランドデザインの方向性の1つを示唆しているという。
構造・デザインに日本の伝統芸能の要素と近未来的な要素などを取り入れており、「『洗練されていながらタフ』など、相反する考え方・性質を両立させた」とうたっている。
エクステリアには、改良した「Vモーショングリル」を採用。グリルの幅と奥行きを確保し、これまで以上に力強さを表現したとしている。日本建築からヒントを得たという深みのあるカーボンカラーで塗装し、光沢感のある仕上げとなっている。
「鍛造された鋼の剣」がモチーフのブーメラン型ヘッドランプも設けた。ハイビーム、ロービーム、ターンシグナル、ポジショニングランプなど、全機能が1つのユニットに統合されている点が特徴。
リアコンビネーションランプは、日本の伝統的な木工技術「組子(くみこ)」にインスパイアされたデザインを取り入れており、「目の錯覚を利用して(光を)見せる」としている。
インテリアは「4+2」レイアウトを採用。独立性の高い座席は、子どもやペットを連れたカップルなどに最適という。デザインはエクステリアと同様、伝統的・近未来的な要素を共存させたとしている。
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