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JR東、「タッチでGo!新幹線」の詳細発表 区間内は割安にSuicaなどで簡単に乗車

4月開始予定の新サービス「タッチでGo!新幹線」の詳細を発表。区間内であれば、「所定の運賃・料金以下で利用できる」としている。

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 JR東日本は1月25日、4月1日開始予定の新サービス「タッチでGo!新幹線」の詳細を明らかにした。在来線と同様、「Suica」など交通系ICカードを自動改札機にタッチするだけで新幹線の普通車自由席に乗車できる点が特徴だ。

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JR東の「タッチでGo!新幹線」。4月1日スタートだ

 対象エリアは(1)東北新幹線の東京〜那須塩原間、(2)上越新幹線の東京〜上毛高原間、(3)北陸新幹線の東京〜安中榛名間――の3区間。区間内であれば、「当分の間、所定の運賃・料金以下で利用できる」としている。

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利用可能区間

 東北新幹線の東京〜宇都宮間の場合、運賃は4410円から4210円に値下げする。利用区間内に定期区間が含まれる場合は、通常料金から定期区間分の運賃を差し引いた価格とサービス料金を比較し、安い方を決済に適用する。

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主なサービス料金

 一方、新幹線・在来線を乗り換える場合は、利用区間によっては所定の運賃よりも高額になる可能性があるとし、公式Webサイト(2月下旬オープン予定)で確認するよう注意を呼び掛けている。

 対応する交通系ICカードは、Suica、PASMO、Kitaca(JR北海道)、ICOCA(JR西日本)――など計10種類。初回利用時は、JRの自動券売機に既存のICカードを挿入し、利用登録を行う必要がある。

 自動券売機では、利用登録の解除と移動履歴の印字も可能。「モバイルSuica」「Apple Pay」の登録などはチャージ専用機のみ対応する。

 同サービスの開始に伴い、新幹線自由席の回数券は12月22日に販売終了する。

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利用の仕組み

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