自動車レースの最高峰、Formula 1(F1)は1月31日、レースクイーン(グリッドガール)を2018年シーズンから登場させないと発表した。
マネージングディレクターのショーン・ブラッチズ氏は「この慣行はF1のブランド価値に共鳴せず、現代の社会的規範からしてもおかしなものだ」とコメントしている。18年シーズンのF1は3月25日、オーストラリア・メルボルンで開幕する。
モータースポーツでさまざまなプロモーションを担ってきたレースクイーンだが、前時代的で女性差別的だという批判も強まっていた。F1の決断を受け、ほかの大会も何らかの対応を迫られそうだ。
関連記事
- 「女の市場価値はいくつまで?」記事、「VOCE」謝罪
美容誌「VOCE」(講談社)がWebに掲載した「女の市場価値はいくつまで?」をテーマにした記事に批判が殺到。編集部は19日、記事を削除し、「不愉快にさせてしまった」と謝罪した。 - ユニ・チャーム「生理で彼氏困る」タンポン動画を削除
ユニ・チャームが女性向け動画メディア「C CHANNEL」で公開した生理用品「ソフィソフトタンポン」の動画広告に批判が相次いだ。同社「生理に悩む女性に負担を強いるような表現になっていた」と謝罪し、動画を削除した。 - カップヌードルの「おバカ」CM取りやめ 「不快な思いを感じさせる表現あった」と謝罪
日清食品は、3月末から放送している「カップヌードル」のCMを取りやめる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.