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楽天、フリマアプリ「ラクマ」「フリル」を統合 メルカリを追う:「フリマアプリナンバーワン」目指す
楽天がフリマアプリ「ラクマ」と「フリル」を統合。「フリル」にユーザーとデータを集約し、サービス名称を「ラクマ」として運営する。
楽天は2月7日、運営するフリマアプリ「ラクマ」と、グループ会社のFablicが運営する「フリル」を2月26日に統合すると発表した。「フリル」にユーザーとデータを集約し、サービス名称を「ラクマ」とする。
楽天は「ラクマ」を2014年に提供開始。16年に「フリル」を買収し、相互送客やサービス連携を行っていた。サービス統合によって経営資源を集中させ、運営の効率化やノウハウの融合を図るという。「楽天グループのサービスとの連携強化を通じて、会員数約9300万人の顧客基盤を生かし、フリマアプリ業界ナンバーワンを目指す」としている。
現在の「フリル」ユーザーはそのままアプリを利用できる。現在の「ラクマ」は3月以降段階的に機能制限を行い、19年中にサービスを終了するため、移行を呼び掛けている。
国内のフリマアプリは、「メルカリ」がダウンロード数トップ。2位の「フリル」と3位の「ラクマ」を統合させることで、メルカリの背中を追う。
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