ニュース
講談社、マンガ投稿サイトで才能発掘 編集者が全作品にコメント: 「マガジンデビュー」
講談社がマンガ投稿サイト「マガジンデビュー」をオープン。投稿された全作品に「週刊少年マガジン」編集部の編集者がコメントし、プロデビューを編集者と目指せる。
講談社は2月7日、マンガ投稿サイト「マガジンデビュー」のサービスを開始した。投稿されたマンガに雑誌「週刊少年マガジン」編集部の編集者がコメントを付けるのが特徴。サービス上で担当編集者が決まることもあり、プロデビューを編集者と一緒に目指せるという。
投稿された作品や編集者のコメントは誰でも無料で閲覧できる。作品に対して「期待」ボタンを押し、作品や投稿者を応援することもできる。
出版社が自社運営のマンガ投稿サイトで新しい才能を発掘する試みは、集英社の「少年ジャンプルーキー」などがあるが、編集者からのコメントが全ての投稿に付くのは初。大ヒットマンガ「進撃の巨人」を担当するバックさんはTwitterで「超簡単なWeb版の持ち込みや新人賞くらいの気楽さで投稿してみて下さい!」とアピールしている。
関連記事
- アプリ激戦区「レシピ動画」「マンガ」、“勝者”は?
2017年に注目された「レシピ動画」「マンガ」アプリ。App Annieのランキングから“勝者”を探る。 - 2017年のアプリパブリッシャー、トップ3は中韓が独占 日本企業の上位は?
App Annieが2017年のスマホアプリパブリッシャーランキングを発表。トップ3は中韓が独占。日本企業も大型IPを武器に健闘した。あの老舗企業も“新顔”としてランクインした。 - マンガアプリ利用者数、首位は「LINEマンガ」
ニールセンデジタルがマンガアプリの利用状況を発表。2017年2月時点の月間利用者数1位は「LINEマンガ」の279万人だった。月間利用回数と1回あたりの利用時間もトップに。 - “出版不況の中でも売れる本”を生み出す「ウェブ小説」の仕組みとは?
出版不況の中でも、毎年ベストセラーは生まれている。映画化もされた川村元気『世界から猫が消えたなら』は累計100万部、又吉直樹の次に売れている新人作家・住野よるの『君の膵臓をたべたい』は累計55万部を突破した。「出版不況でも売れる本」に隠された「ウェブ小説」の秘密とは? - 講談社の青年マンガ誌がアプリで「悪魔的融合」 18年開始
講談社が青年マンガ4誌の合同アプリ「コミックDAYS」を2018年にスタートする。「ヤングマガジン」「モーニング」「月刊アフタヌーン」「イブニング」が「悪魔的融合」するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.