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日産自が通期純利益予想を上方修正、米税制改革で2076億円上積み販売台数は下方修正

日産は、2018年3月期通期の連結純利益予想を前期比6.3%増の7050億円に上方修正した。

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2月8日、日産自動車は、2018年3月期通期の連結純利益予想を前期比6.3%増の7050億円に上方修正した。写真は同社ロゴ。米デトロイトで1月撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

[横浜市 8日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>は8日、2018年3月期通期の連結純利益予想を前期比6.3%増の7050億円に上方修正した。従来予想は5350億円だった。米国の税制改革法成立による法人税減額の影響分2076億円を利益計上した。

通期の連結売上高は同0.7%増の11兆8000億円の予想を据え置き、営業利益は同23.9%減の5650億円(従来は同13%減の6450億円)に下方修正した。トムソン・ロイターが集計したアナリスト22人の予測平均値は6570億円となっている。

通期の想定為替レートは1ドル111円、1ユーロ130.2円と従来の1ドル108円、1ユーロ118円から円安方向に修正した。

世界販売計画は578万台(従来583万台)に下方修正した。主な地域では、北米が209万台(同214万台)、アジアが185万台(同230万台)、欧州が75万台(同79.5万台)、日本が57.5万台(同59.5万台)。

同時に発表した2017年4―12月期連結決算によると、営業利益は前年同期比27.6%減の3642億円だった。売上高は同3.2%増の8兆5279億円、純利益は同39.6%増の5781億円だった。

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