ニュース
50年分が無料で読める「ジャンプ図書館」開催 ネット上で歓喜の声:レアな読み切り作品もよみがえる
集英社が「ジャンプ図書館」を東京・六本木にオープンする。創刊(1968年)から現在までに発行された同誌が無料で読める企画。往年の人気作品が読めるため、ネット上では歓喜の声が挙がっている。
集英社は3月15〜26日に、創刊(1968年)から現在までに発行された「週刊少年ジャンプ」が無料で読める「ジャンプ図書館」を東京・六本木にオープンする。同誌の創刊50周年を記念した取り組みの一環で、机や椅子、内装なども「ジャンプ」で作られているという。
一部抜けている号があるものの、50年間に発行された2406冊のほぼ全てをそろえる。「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」「幽遊白書」「ヒカルの碁」「SLAM DUNK」「るろうに剣心」――といった往年の人気作品を、連載当時の姿のまま読める点がファンにはたまらない取り組みだ。
集英社は「ジャンプ図書館」の発表に合わせ、「創刊〜現在のジャンプの総重量は約1.4トン」「史上最も長いキャラクターの名前は192字」といった“トリビア”も紹介している。
一連の情報を受けて、ネット上では「『HUNTER×HUNTER』が毎週連載していた頃を見てみたい」「単行本に収録されていない読み切り作品を読み返したい」「泊まり込みたい」「自分が生まれた年の号を読みたい」――などと喜ぶ声が挙がっている。
開催場所は、六本木ヒルズ(港区)ヒルサイド2階の「ヒルズ カフェ/スペース」。スペース内では、「ジャンプ」ロゴのラテアートを施したカフェラテなどのコラボドリンクも販売する。
関連記事
- 「復刻版 週刊少年ジャンプ」発売 創刊号と653万部記録号
集英社が7月15日から3カ月連続で「復刻版 週刊少年ジャンプ」を発売。記念や記録に残った「ジャンプ」を2冊パックで復刻する。第1弾は「創刊号」と「最大発行部数号」。 - 少年ジャンプの好きなページをTシャツに アプリ新サービス
「少年ジャンプ+」に新サービス。好きなページをTシャツ化できる。 - 「週刊少年ジャンプ」、200万部割れ
「週刊少年ジャンプ」(集英社)の印刷部数が200万部を割り込んだ。 - 集英社、講談社、小学館のデジタルマンガ戦略とは?
出版不況が続く中で、重要性が高まり成長している電子書籍市場。特に伸びが著しいのはマンガだ。集英社、講談社、小学館といった大手出版社は、デジタルマンガを売るためにどのような戦略を立てているのだろうか? - 講談社の青年マンガ誌がアプリで「悪魔的融合」 18年開始
講談社が青年マンガ4誌の合同アプリ「コミックDAYS」を2018年にスタートする。「ヤングマガジン」「モーニング」「月刊アフタヌーン」「イブニング」が「悪魔的融合」するという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.