2017年、最も注目されたテレビCMは?:やっぱりブルゾンちえみ!
2017年 最も注目されたテレビCMは?――人体認識技術を活用してテレビ視聴者の視聴態勢からどのCMが注目されていたかを集計しているTVISION INSIGHTSは3月7日、「2017年 年間テレビCM注視度ランキング」を発表した。
2017年 最も注目されたテレビCMは?――人体認識技術を活用してテレビ視聴者の視聴態勢からどのCMが注目されていたかを集計しているTVISION INSIGHTSは3月7日、「2017年 年間テレビCM注視度ランキング」を発表した。
個人全体ランキングの1位となったのは、NTTドコモ「みつきのほんき」。女優の高畑充希さんが女芸人のブルゾンちえみさんに扮し、オフィスを練り歩く内容だ。2位も同社の「母、ジュンコ」がランクインし、こちらではブルゾンちえみさんとファッションデザイナーのコシノジュンコさんが共演し話題になった。
1位のCMにはブルゾンちえみさん本人は出演していないものの、彼女のテーマ曲とも言えるオースティン・マホーンの楽曲「Dirty Work」が使用されている。ブルゾンちえみさんの功績は大きかったようだ。
3位はソフトバンクの「ボウリング」、4位はエステー「愛と平和と消臭力」――と続いた。歌やダンスが際立つCM、ドラマ性の高いCMが注目を集めた。
性別・世代別では、M1層(20〜34歳男性)では15秒CMのような短尺のCMが多くランクインし、F1層(20〜34歳女性)では渡辺直美や小嶋陽菜など人気女性タレントを起用したCMが人気だった。
M3層(50歳以上男性)には、日本コカ・コーラ ジョージア「おつかれ、俺たち。」や、ソフトバンク「10周年ダイジェスト・新しい家族割」のような、仕事の大変さをねぎらったり、懐古的なストーリーのCMが注目を集めた。
F3層(50歳以上女性)には松坂桃李さん、生田斗真さんなど若手俳優が出演するCMが好まれたようだ。
ランキングは2017年中に放送されたCMが対象。関東800世帯の視聴者宅に視聴者の表情や視聴態勢を判断するセンサーを設置した結果から算出した「AI値」(注視度=Attention Index)を基にしており、数値が高いほどCM放送時に画面を注視していた人数が多く、注視秒数が長いことを示しているという。
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