マネックスグループは4月3日、仮想通貨「NEM(ネム)」の巨額流出事件を起こした仮想通貨取引所を運営するコインチェックの買収を検討していると発表した。
日本経済新聞の同日付の報道を受けてコメントした。「当社グループから発表したものではありません」「現時点で決定した事実はありません」としながらも、買収の検討は認めた。
同紙によると、コインチェックが支援先を募り、マネックスグループが子会社化する買収案を提示したといい、買収額は数十億円に上る見込み。創業者の和田晃一良社長と、大塚雄介取締役を取締役から外し、マネックスから経営陣を派遣して経営再建を進める見通しとしている。
報道により、マネックスグループ(東証1部)の株価は急騰。一時は値幅制限の上限(ストップ高)となる424円(前日比80円高、+23.2%)を付けた。
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