2015年7月27日以前の記事
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ビットコインへの関心が薄れてきている? グーグル検索件数が激減……ウォレット開設数の伸び率も低下

投資分析などを行う米DataTrek Researchの共同創設者であり、30年以上ウォールストリートで投資業務に従事してきた経験のあるニコラス・コラス氏は5月4日、米CNBCのインタビューの中で、ビットコインへの投資は避けるべきだと忠告した。

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 投資分析などを行う米DataTrek Researchの共同創設者であり、30年以上ウォールストリートで投資業務に従事してきた経験のあるニコラス・コラス氏は5月4日、米CNBCのインタビューの中で、ビットコインへの投資は避けるべきだと忠告した。

phot
米CNBC公式Webサイト

 ビットコインの価格は下落基調にあり、今が買い時かと多くの人が考えているようだが、その答えは”ノー”だ――と、コラス氏は言う。

 昨年12月に2万ドル近くまでビットコインの価格が上昇したことについては、ビットコインの将来や資産への期待が引き起こしたバブルだったとの見解だ。

 コラス氏によると、ビットコインの足元のGoogle検索件数は、昨年12月から今年1月にかけてのピーク時と比べ85〜90%ほどに減っているという。ビットコインのウォレット開設数の伸び率も低下しており、昨年は毎月5〜7%あったのに対し、先月は2.2%にとどまった点も指摘。「ビットコイン取引への新規参加者数が減少してきている」とみる。

 将来はどうなるのか。他の新しい技術と同様に、その価値を高めるためにはそれを活用する人が必要だとし「現実世界でビットコインを活用することが鍵になる」と語った。

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