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日本人は休み下手? 3割の人が「ゆっくり休むことに後ろめたさを感じる」:大切な時間帯は「金曜日22時」
セイコーホールディングスは、6月10日の「時の記念日」に合わせ、「時間」についての調査結果を発表した。多くの日本人は休みの時間さえも急かされていることが分かったという。
セイコーホールディングスは、6月10日の「時の記念日」に合わせ、「時間」についての調査結果を発表した。多くの日本人は休みの時間さえも急かされていることが分かったという。
85.8%の人が時間を意識して行動しており、64.3%が「時間に追われている」と感じていた、。昨年の調査(69.1%)と比べ若干低下したものの、時間に追われている感覚を持つ人の割合は依然として多かった。
オフタイムの時間でも「以前よりゆっくりする時間が減った」(38.0%)、「時間管理をより意識するようになった」(37.5%)と、4割近くがプライベートな時間までも急かされている意識を持っていた。
休みは「時間を気にせずのんびり過ごしたい」と考える人が71.8%もいる一方で、「休みの日にゆっくり過ごしていると時間を無駄にしたと思ってしまう」人も30.8%もいた。日本人はその勤勉さ故にゆっくり休むことに後ろめたさを感じてしまうようだ。
最も大切にしている時間帯は2年連続で「金曜日22時」。昨年の調査と比べると「月曜日の朝」の比重が下がり、金曜日の夜から週末にかけての“休みの時間”をより重視する傾向が見られた。
調査は5月9〜14日に、15〜69歳の男女1200人を対象にインターネット上で実施した。
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