世界の航空会社・空港ベスト・ワーストランキング AirHelp調査:羽田がベスト3位に
航空会社への賠償請求代行サービスなどを手掛ける米AirHelpが2018年版航空会社・空港ランキングを発表した。
航空会社への賠償請求代行サービスなどを手掛ける米AirHelpが2018年版航空会社・空港ランキングを発表した。
Bloombergが報じた。
航空会社ランキングで1位にランクインしたのはカタール航空(カタール)、2位にルフトハンザドイツ航空(ドイツ)3位にエティハド航空(アラブ首長国連邦)、4位にシンガポール航空(シンガポール)、5位に南アフリカ航空――と続いた。
ワースト1位はWOWエア(アイスランド)だった。
米国の航空会社は結果が振るわず、最も評価が高かったアメリカン航空でも23位だった。37位だったデルタ航空は乗客を無視したり搭乗拒否するなど、度々話題となる乗客対応の悪さが結果に響いたという。
日本の航空会社は調査対象外だった。
空港ランキングで1位になったのはハマド国際空港(カタール)。2位はアテネ国際空港(ギリシャ)、次いで東京国際空港(日本、羽田空港)――の順位だった。
ワースト1位にはクウェート国際空港(クウェート)がランクインした。
AirHelpで業界アドバイザーを務めるアシュリー・ライテーリ氏は「今回のランキングでランクダウンした航空会社も空港も、彼らのパフォーマンスが低下したわけではない。業界の競争が激化し、競合が順位を上げたための結果だ」と分析した。
ランキングは2018年1〜3月におけるデータを基に作成。航空会社の総合評価は航空会社72社のデータを参考に(1)時間通りの対応、(2)サービスの質、(3)クレーム処理、の3つの要素を基にスコア化した。空港の総合評価では、141の空港のデータを参考に(1)時間通りの対応、(2)サービスの質、(3)オンラインの消費者マインド、の3つの要素を基に、特に最初の2つの基準の比重を重めにスコア化した。
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