調査リポート
おでこの広さ、何センチ以上で薄毛? 20〜30代男性の意識は……:「スカルプD」のアンファーが調査
シャンプー「スカルプD」シリーズを展開するアンファーが全国の男性の薄毛に対する意識調査結果を発表。おでこがどれくらい広いと薄毛に見えるのか。
おでこの広さが6センチを超えると薄毛に見える――。シャンプー「スカルプD」シリーズを展開するアンファーが全国の男性を対象とした意識調査結果を発表した。
調査対象となる「おでこの広さ」とは、眉山の上から髪の生え際を直線で結んだ距離。「前頭部の薄毛」に注目して男性の意識を調査した。
その結果、20〜30代男性は「6センチ以上が薄毛である」と回答した人が31%を占め、最も多かった。次点が「7センチ以上」で30%。前回の2014年調査では、「7センチ以上」が半数近くを占めていた。「4センチ以上」「5センチ以上」という回答の割合も前回より増えている。同社は「4年間の歳月を経て、約1センチ薄毛に対して厳しくなりました」とまとめている。
また、アンファーによると、17年に「メンズヘルスクリニック東京」(東京都千代田区)のAGA(男性型脱毛症)外来を受診した初診患者は、約7割が20〜30代だった。昔と比べて、薄毛に関する情報を収集したり、医師に相談したりする若い世代が増えているという。
その理由を同クリニックの医師に尋ねたところ、「医療機関や製薬会社が発信する薄毛治療の情報を誰でも得られるようになってきた」「有名人や身近にいる多くの人がAGAクリニックに通っていることを公言するようになって、AGAクリニックの敷居が低くなった」というコメントを得られたという。
今回の調査は、6月21〜25日に20〜60代の男性2350人を対象に実施した。
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