ホンダ、新型「CR-V」発表 3列シート7人乗りも設定:軽快で安全な走り(1/6 ページ)
ホンダが新型「CR-V」を発表。ガソリンモデルを8月31日、ハイブリッドモデルを11月1日に発売する。ガソリンモデルには3列シート7人乗りも設定し、幅広いニーズに対応する。
本田技研工業(ホンダ)は8月30日、スポーツ用多目的車(SUV)「CR-V」の新型を発表した。ガソリンモデルを8月31日、ハイブリッドモデルを11月1日に発売する。走行性能、乗り心地、安全性、車内空間の快適性などを高めた点が特徴だ。ガソリンモデルには3列シート7人乗りも設定し、幅広いニーズに対応する。
価格は、ガソリンモデルが323万280円〜403万560円、ハイブリッドモデルが378万4320円〜436万1040円(全て税込)。月販1200台を見込んでいる。
軽量かつ低重心のボディーを採用し、軽快で安定した走りを実現した。エクステリアは、旧モデルからロードクリアランスを4ミリアップし、ホイールベースを延長。18インチの大径タイヤを配置し、前後に大きく張り出したフェンダーを搭載することで、SUVならではの力強さと頼もしさを表現した。フロントビューはフルLEDライトも採用し、先進性を強調している。
インテリアは立体感のある上質な本革シートや、光沢感と深みのある色合いに織り上げたファブリックシートを設定。インストルメントパネルやドアライニングなど、目や手が触れることが多い部分のパーツは、木目調などの個性ある素材を使用した。センターコンソールは可動式トレーを導入し、ハンドバッグやスマートフォンを置きやすい仕様とした。
安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードに標準装備し、事故回避性能を高めた。また、足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉できる機能「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を国内のホンダ車として初めて搭載した。
ガソリンモデルは、1.5リッター直噴VTEC TURBOエンジンを採用。ハイブリッドモデルは25.8キロ/リットルと低燃費を実現。走行状況などに応じて「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」を切り替えられる機構「SPORT HYBRID i-MMD」も搭載した。同機構を4WDに搭載するのは初。
ボディーカラーは「プラチナホワイト・パール」「ルナシルバー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」「ルーセブラック・メタリック」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」――の6色。
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